物価高騰対策申し入れ   党と県議団

日本共産党香川県委員会と県議団は14日、「県民の命と暮らしを守るための物価高騰対策等への緊急申し入れ」を浜田恵造知事に申し入れました。

樫昭二、秋山時貞県議と石田まゆ参院選挙区候補、白川よう子四国ブロック国政対策委員長が電気、知事が対応しました。

要望は、▽消費税5パーセントへの減税、インボイス制度の中止▽各種福祉施設、事業所、医療機関への財政支援▽県立学校と市町立小中学校への給食の食材費支援▽米価と麦の価格補助―など16項目です。

樫氏は物価高騰と年金引き下げで年金受給者の声は切実だ。対策に真剣に取り組んでほしい。マイナンバー促進支援が物価高騰対策につながるのか」と求め、石田候補は「我慢できないくらいの高騰。県として独自支援を。そして査定賃金1500円を求めて地域審議会に要望してほしい」と迫りました。また、白川氏は「高松市では給食にデザートが出なくなっている。給食も教育だ。県都市店舗対策が必要」と迫りました。

 

知事は、「県民への対策に、商品券なども考えたが事務費用も多くなる。マイナンバー支援はコストもかからず支援できる」「円安の穏健を受けている企業は賃上げをして社会に貢献するべきだ」と述べ、「必要な対策は国に申し入れていく」と答えました。


山下副委員長、徳島、高松で訴え/党の躍進が政治を変える確かな力

  日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は12日、徳島市と高松市で、にひそうへい参院比例候補らと街頭演説し、「自由と平和、まっすぐ貫いて100年。市民と野党の共闘の発展にぶれずに誠実に努力してきたのが共産党です。この党が伸びることが政治を変える確かな力です」と述べ、参院選での党の躍進を呼びかけました。



 徳島市の徳島駅前では参院徳島・高知選挙区の共同候補に党公認の松本けんじ氏の推薦を決めた「オール徳島」の河村洋二事務局長、元徳島県女性協議会会長の瀬尾規子さん、高松市のコトデン瓦町駅前では青年後援会の藤沢直人・日本民主青年同盟香川県委員長が応援演説しました。

 山下氏は自公政権や維新などの軍事対軍事の大合唱を「戦争への道は暮らしを壊す最悪の道だ」と批判。憲法9条を生かした外交の力で東アジアに平和をつくる党の提案を紹介し、「お手本は東南アジアの国々です。ご近所付き合いに似て、日頃から仲良くすることが紛争を戦争にしない一番の力です。共産党を伸ばして実現しよう」と呼びかけました。

企業・団体献金も政党助成金も受け取らないのが共産党だとし、「だから財界の大方針、新自由主義を終わらせることができます。共産党を伸ばし、やさしく強い経済をつくろう」と訴えました。

 にひ氏は「国会に平和の力が必要です。戦前からどんな困難にも負けず、自由と平和を貫いてきた共産党に託してください」と力説。松本氏は「憲法を守り生かし、使いこなす道をつくろう」と述べ、香川選挙区の石田まゆ候補は「青年が希望を持てる社会をつくりたい」と語りました。