市民と野党 一丸 民進支持者「たなべ」と電話

参院香川選挙区で、日本共産党公認の、たなべ健一野党統一候補(35)を応援する輪が党派を超えて広がっています。選挙事務所には連日、民進党の支持者らがかけつけ、共産党後援会員や市民らとともに電話による支持拡大などに取り組んでいます。

 

4日午前10時。朝から強い日差しが照りつけるなか、民進党県連代表の小川淳也衆院議員(香川1区)の後援会員が次つぎと事務所にやって来ました。一息入れる間もなく、テレデータを使った電話かけを始めます。

 

真剣な表情で、「平和憲法を守るために、たなべ候補への支持をよろしくお願いします」と、有権者と対話を重ねます。

 

「今の自民党は支持できない」「戦争法は廃止するべきだ」などと、対話の相手からは安倍政権の政策に対する怒りや不満が噴出し、「たなべさんに入れる。応援しています」と支持を約束する声が相つぎました。

 

5人が参加し、「反応が良いね」「もう少し頑張ろう」と声をかけ合いながら、6時間で約460軒の電話をかけました。

 

1日で150件かけた谷本嘉章さん(71)は、「応援すると決めたからには、全力でやりきるという気持ちで来ている」と語り、「支持の広がりを感じている。1票でも多くとって勝つために、一緒に頑張りましょう」と笑顔で話しました。斉藤久之さん(73)も、「国民の声を聞かない安倍政権を倒したい。民主主義を取り戻すために力を合わせる」と言います。

 

民進党支持者は、多い時では1日約30人が参加。ビラに証紙を貼る作業も引き受けています。

 

たなべ候補の街頭演説や個人演説会では、民進党、社民党の地方議員が市民団体のメンバーらとともに支援を呼びかけています。2日には、小川氏も「野党共闘に勝る大義はない」と街頭で熱烈に訴えました。

 

社民党の支持者も連日、街頭演説にかけつけて、たなべ候補を応援。市民と野党の共同はさらに強まっています。

 

5日に事務所で電話にむかっていた民進党支持者の久保正篤さん(73)きっぱりと語りました。「憲法を守るという大義のためには、あの党は嫌だ、この党は好きと言っている場合ではない。野党でまとまって安倍政権に対抗する必要があります」

 

(「しんぶん赤旗」2016年7月6日付けより)