小豆島で様々な立場から地域医療考える集い

香川県小豆島では2つの公立病院(126床と196床)を統合して病床数を�c㌫以上削減し、現在の公立病院を外来のみの診療所にしようという案が県から出されています。小豆島革新懇準備会は19日、小豆島町で地域医療を考える講演とシンポジウムを開き100人が参加しました。

香川県自治体問題研究所の田村彰紀理事長は講演で「公立病院は住民が使いやすい病院であるべきだ」と話しました。

 兵庫県の県立柏原病院の小児科を守る活動を報告した丹波新聞の足立智和氏は、受診者が病院と連携して勤務医の激務の実態を知り、「コンビニ受診を控え、子どもと医者を守ろう」をスローガンに掲げ小児科医を増やした経験を紹介しました。

 土庄町の開業医・平井潔氏、香川医療生協で小豆島在住の田宮博理事、小豆島町役場の宗保孝治参事、薬剤師の岡見和典氏が足立氏を交え様々な立場で意見が交わされました他のパネラーからは「医師不足、看護師不足は島では起きていない」(平井氏)との認識が出る一方、「いろいろな機会に話し合う場が必要」(岡見氏)「緊急、高度の医療は島内では無理。それは新病院ができても同じだ」(田宮氏)などの意見が出されました。

 参加者からは「統合はいつ決まったのか。決定したことなのか」を問う声とともに「総合病院では医師、看護師とも不足している」「既存病院の不振の原因を追及しないと統合しても同じこと」、「内海病院はまだ新しいではないか」など反対する思いが次々語られました。